シャンプー台周りの準備に必要なこと
サロンを開こうと計画している場合に、真っ先に頭に浮かぶのがキャビネットです。
どんなキャビネットにしようかとワクワクするかもしれません。
お店のインテリアやコンセプトと調和したデザインを選ぶことが鍵になります。
中には極めて簡素な設計の理美容店があります。
ただ一枚の大きな鏡が置いてあるだけです。
全身が映ることにはそれなりのメリットがあるはずです。
しかしよほど容姿に自信がある人出ない限り、できるだけ小さい鏡で自分を見たいと考えるはずです。
一人だけで見るならまだしも、美のプロから見られることはなんとなく落ち着きません。
居心地が悪く、雑誌を読むふりをするか目を瞑って寝たふりをするしかありません。
そう考えると一枚鏡のセット面は危険をはらんでいます。
シャンプー台も現在は後ろに倒れるタイプが主流になっています。
昔の理容室は前屈み担って洗うタイプがほとんどでした。
どちらにもメリットがありますし、好みが分かれる点でもあります。
お店で散髪をする人の多くは、シャンプーを楽しみにしています。
人に洗ってもらうと気持ちが良いからです。
頭皮マッサージのような洗い方は決して自分ではできません。
頭にはツボがたくさんあり、凝り固まってしまうのでほぐされるとスッキリします。
家で真似してみようと思っても、うまくできないのでやっぱりプロは違うと感心せざるを得ません。
パンデミックの影響でセルフカットをする人も随分と増えてきました。