漢方薬で、お腹の調子を整える。

漢方薬とは、伝統中国医学の一種で、日本で独自に発展した漢方医学の理論に基づいて処方される医薬品のことです。一般的に、生薬をあらかじめ組み合わせた方剤のことをいい、この組み合わせによって効能が大きく変わっていきます。漢方薬には、作用が弱く副作用の無い上品、少量または短期間の作用があるが毒性の無い中品、治す力は強いが副作用がある下品と別れています。

ハル薬局で処方しているツムラの乙字湯は、甘草や大黄、黄今などを含んでおり、炎症をしずめ痛みを和らげる効果のある漢方薬です。便通を整える効果があるため、痔や便秘、脱肛や肛門出血などの症状に効果がある江戸後期から使われている漢方薬です。人によっては、胃の不快感や食欲不振などの副作用がある場合もあります。ひどいときには、早めに受診する必要があります。